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テニスのゲームでコートチェンジするタイミング【1セットマッチならこれだけでOK】

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今度テニスのゲームをする予定だが、いまいちコートチェンジのタイミングがわからない…コートチェンジをするタイミングを教えてほしい。


そんな疑問にお答えします。


【本記事の内容】

  1. テニスのゲームでコートチェンジするタイミング【1セットマッチならこれだけでOK】
  2. 次のセットに入るときはコートチェンジするの?しないの?【3セットマッチなど】


わたしは、過去テニスコーチをしており、初心者の生徒さんやジュニアにテニスのルールを教えてきました。

本記事では、テニスのゲームで必要となるコートチェンジのルールを、実際に教えてきたわたしが解説します。


テニスのゲームでコートチェンジするタイミング【1セットマッチならこれだけでOK】

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コートチェンジとは、自分側と相手側のコート(エンド)を交代することです。

なぜコートチェンジするかというと、コート(エンド)によってコンディションに違いがあるからです。

例えば、下記の状態でゲームをするとき、コートチェンジがないと片方が有利になってしまいます。

  • 太陽で眩しい側と眩しくない側がある
  • 風が吹いていて風上側と風下側がある
  • インドアで照明や周囲の壁の影響でボールが見にくい側がある

コートチェンジは、コート(エンド)のコンディショニングの違いで片方が優位になるのを防ぐ意味があります。

正確には、コートチェンジではなくエンドチェンジと呼びますが、本記事ではコートチェンジで解説します。ちなみに、海外では「change of ends(チェンジ オブ エンズ)」といいます。「change court(チェンジ コート)」というと、「他のテニスコートに変える」意味になって通じません。

覚えるべきコートチェンジのタイミングは、ゲームのルールによって変わってきます。

タイブレークなしの6ゲーム先取ならこちらだけ知っておけばOKです。

  • 「1ゲーム、3ゲーム、5ゲーム、7ゲーム…」と奇数ゲームが終わったところでコートチェンジ

タイブレークありの1セットマッチなら、さらに下記を理解しておきましょう。

コートチェンジのタイミング

タイブレークなしの6ゲーム先取のゲームなら、これだけおさえておけばOKです。

奇数ゲームが終わったところでコートチェンジ

  • 「1ゲーム、3ゲーム、5ゲーム、7ゲーム…」と奇数ゲームが終わったところでコートチェンジ

これだけ覚えておけば大丈夫なのですが、ピンとこない方もいるかと思います。

例えば、ジュニアに「奇数ゲームが終わったところで」と言っても年齢によっては通じません。

わたしたち大人でも、試合中に今何ゲーム目かを数えるのは面倒です。

わたし自身、試合でゲーム数が奇数で終わったときにコートチェンジしている感覚はありません。

なので、下記のように考えるといいでしょう。

  • 最初の1ゲームが終わったらコートチェンジ
  • その後は2ゲーム終わるごとにコートチェンジ

ジュニアにコートチェンジを教えるときも、わたしは上記のように伝えています。

また、2ゲーム目以降は下記のようなイメージでコートチェンジをしています。

ダブルスなら、「自分側と相手側が1回ずつサービスゲームをやってコートチェンジ」です。

「1ゲーム目にサーブ権をとったプレーヤー(ダブルスならペア)がサービスゲームを終えるたびにコートチェンジ」と覚えておくのもおすすめです。

試合でのコートチェンジが間違いにくいです。

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コートチェンジでの休憩時間について

上記のとおり、1ゲーム目が終わったときのコートチェンジは休憩時間がありません。

ベンチで水分補給はできますが、座って休むことはできません。

3ゲームが終わった後のコートチェンジからは、90秒間の休憩時間が認められています。

タイブレークのコートチェンジのタイミング

ゲームカウント6-6になるとタイブレーク方式が採用されることが多いですが、コートチェンジのタイミングは別途覚える必要があります。

つまり、お互いのポイントを合計したとき、6の倍数になっていればコートチェンジです。

6の倍数がわからないジュニアなら、「ポイントの合計が6,12,18になったときコートチェンジ」と覚えておけば、とりあえず困らないかと思います。

通常のタイブレークは、下記のルールです。

  • 7ポイント先取
  • 6-6になったら2ポイント差をつけたほうが勝ち

7-0のように最短で終わっても、必ず1回はコートチェンジすることになります。

1回目のコートチェンジのタイミングは、ポイントの合計が6になる下記のスコアで起こります。

  • 0-6,1-5,2-4,3-3,4-2,5-1,6-0

2回目のコートチェンジのタイミングは、ポイントの合計が12になる下記のスコアのみです。

  • 6-6

3回目のコートチェンジのタイミングは、ポイントの合計が18になる下記のスコアのみです。

  • 9-9

2ポイント差がつかず接戦にならないかぎり、2回目以降のコートチェンジは起こりません。

通常のタイブレーク(7ポイント先取)なら、下記の場合だけコートチェンジと覚えても困りません。

  • お互いのポイントを足して6になったとき
  • 6-6になったとき
  • 9-9になったとき

ただし、スーパータイブレーク(10ポイント先取)の場合はコートチェンジするスコアの組み合わせが増えるので、合計ポイントが6の倍数になっていないか計算が必要になります。

タイブレーク中のコートチェンジは休憩なし

タイブレーク中のコートチェンジには、休憩時間がありません。

水分補給はできますが、ベンチに座ることはできません。

1セットマッチでタイブレークになったときのコートチェンジ

ゲーム数でのコートチェンジとタイブレークのコートチェンジを見てきましたが、1セットマッチをするなら下記も知っておく必要があります。

  • ゲームカウント6-6でタイブレークに入ったらコートチェンジしない

もちろん、タイブレークに入る前、休憩もできません。

合計ゲーム数が6+6=12となり、奇数ではないのでコートチェンジしないと考えることもできます。

下記では、お互いのサービスゲームも含めてコートチェンジを考えてみます。

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ちょうど11ゲーム目(Aのサービスゲーム)が終わったところで、コートチェンジしています。

12ゲーム目がBのサービスゲームです。

Aのサービスゲームを迎えず、タイブレークに入っているので、コートチェンジはしません。

Aは、サービスゲームの代わりにタイブレークの1ポイント目のサーブ権を手にします。

1セットマッチのコートチェンジは、ここまで理解しておけば困らないはずです。

次のセットに入るときはコートチェンジするの?しないの?【3セットマッチなど】

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3セットマッチや5セットマッチなど複数のセットを戦うとき、コートチェンジはどうなるの?

実際に長い試合を戦うときや、プロテニス選手がどのタイミングでコートチェンジしているか気になる方は、この先も読んでみてください。

まず、理解しておきたいのは、下記です。

  • 各セットとも 「1ゲーム、3ゲーム、5ゲーム、7ゲーム…」と奇数ゲームが終わったところでコートチェンジ

特に注意したいのが、各セット1ゲーム目が終わったらコートチェンジすることです。

もちろん、このとき休憩はありません。

そして、気になるのは、セットを終えた後、次のセットの1ゲーム目はコートチェンジするのかしないかだと思います。

結論からいうと、「コートチェンジしないときもあればするときもある」です。

  • 【前セットの合計ゲーム数が偶数】
    →コートチェンジしない
  • 【前セットの合計ゲーム数が奇数】
    →コートチェンジする

要は、前セットの合計ゲーム数が奇数ならコートチェンジすると覚えておけば問題ありません。

理解を深めるために、ここでもお互いのサービスゲームも含めて、下記の3つのパターンで考えてみます。

  • セットの合計ゲーム数が偶数
  • セットの合計ゲーム数が奇数
  • タイブレークの後

セットの合計ゲーム数が偶数

例えば、1セット目が6-4の場合です。(6+4=10で偶数になります。)

前セットの合計ゲーム数が偶数なら、「コートチェンジしない」でしたね。

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1セット目は、Aがサービスゲームを終えるたびにコートチェンジしていました。

Aのサービスゲームを迎えずにセットが終了しましたので、2セット目はコートチェンジをせずAのサービスゲームからスタートします。

各セット1ゲーム目が終わったらコートチェンジするので、コートチェンジしてからBのサービスゲームになります。

この場合、2セット目もAがサービスゲームを終えるたびコートチェンジのままです。

休憩するタイミングがわかりづらいかもしれませんが、1セット目と同じ流れで2セット目も進むので比較的わかりやすいパターンです。

セットの合計ゲーム数が奇数

例えば、1セット目が6-3の場合です。(6+3=9で奇数になります。)

前セットの合計ゲーム数が奇数なら、「コートチェンジする」でしたね。

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1セット目は、Aがサービスゲームを終えるたびにコートチェンジしていました。

Aのサービスゲームを終えて、ちょうどコートチェンジのタイミングでセットが終了しました。

2セット目は、コートチェンジをしてBのサービスゲームからスタートします。

各セット1ゲーム目が終わったらコートチェンジするので、コートチェンジしてからAのサービスゲームになります。

この場合、2セット目はBがサービスゲームを終えるたびコートチェンジに変更しました。

2セット目は、1セット目と違うタイミングでコートチェンジするのでちょっとわかりづらいパターンです。

タイブレークの後

1番厄介なのがこのパターンです。

例えば、1セット目がタイブレークをして7-6の場合です。

タイブレークも1ゲームとカウントすれば、ゲーム数の合計は7+6=13で奇数になります。

前セットの合計ゲーム数が奇数なら、「コートチェンジする」でしたね。

つまり、タイブレークの後は必ず「コートチェンジする」ということになります。

タイブレーク中もコートチェンジをするので、タイブレークが終わった時点にいたコート(エンド)からチェンジするという意味になります。

お互いのサービスゲームも考えると、さらにややこしいことになりますが見てみましょう。

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1セット目は、Aがサービスゲームを終えるたびにコートチェンジしていました。

タイブレークでは、Aがサービス権をとったことになります。(1ポイント目でAがサービス。)

タイブレーク中は、6ポイント終わるごとにコートチェンジします。

タイブレークをAのサービスゲームと考えると、ちょうどコートチェンジのタイミングでセットが終了します。

2セット目は、タイブレークで最後にいたコート(エンド)をチェンジしてBのサービスゲームからスタートします。

Bのサービスゲームがどちらのコート(エンド)かは、タイブレークのコートチェンジの回数によって変わってきます。

各セット1ゲーム目が終わったらコートチェンジするので、コートチェンジしてからAのサービスゲームになります。

この場合、2セット目はBがサービスゲームを終えるたびコートチェンジに変更しました。

タイブレークを1ゲームとしてカウントすれば、セットの合計ゲーム数が奇数のときと同じように考えられます。タイブレークの1ポイント目のサーブ権と終わったときにいたコート(エンド)がポイントになります。


ちなみに、各セットが終わると「セットブレーク」という120秒間の休憩が認められています。

普段のコートチェンジの休憩は90秒間だったので、もう少しゆっくりできますね。

ゲーム中の「コートチェンジ」だけではなく、サーブ権と休憩も一緒に把握しておくとゲームをスムーズに進めることができます!

テニスのルール全般は、こちらの記事をご覧ください。
ryoji-tennis.hatenablog.com